タッチタイプの条件
タッチタイプって言うのは手元を見ずにキーボードをタイプすることです。ブラインドタッチとか呼ばれていたりします。
前回のブログで、このキーボードはタッチタイプが可能だとか、この入力方式は難しいとか書きましたが、そんなこと意識したことがないのがふつうだし、その人の器用さにもよると思います。で、今回私が考えるタッチタイプが可能な条件を書いてみます。
ここでは手元、キーボードを見ないで文字を入力することをタッチタイプの定義とします。
タッチタイプにはまず指をホームポージションと呼ばれる場所に置く必要があります。JISのキーボードにはfとjに出っ張りや、逆にへこみがあってほかのキーと見分けがつくようになっていると思います。またPCや携帯のテンキーにも中心の5に出っ張りがあると思います。これはここが指の基本位置であり、まず最初に指をここにおいておくことを示しています。
またJISのqwerty配列のキーボードで、fとjに両手の人差し指をおいたとしたら、左手は小指から順にasdfに右手は人差し指から順にjkl;に残りの指がおかれるとおもいます。fとj以外のキーには印はありませんがこれらもそれぞれの指のホームポジションです。
ホームポジションにあるキーは、出っ張りなどで場所がわかるので手探りでそのまま押すことができます。またその上下左右のキーはそこから1つ手探りで動かせば簡単に押すことができます。
またJISキーボードの数字キーはホームポジションから上方向に隣の隣です。テンキーの0も同様です。これらのキーは手元を見ないで押すのはちょっと難しくなりますが、練習次第で何とかなりますし、頻度が低ければ許容範囲だと思います。
私はこの範囲内に頻度の高いキーがすべてある状態がタッチタイプが可能なキーボードだと考えています。
実例を見ていくと、ローマ字入力といわれるアルファベットを使ったひらがな入力はほとんどのキーがホームポジションの隣なので、タッチタイプの容易なキー配列だといえるでしょう。
この条件からすれば、JISかな配列と呼ばれる配列は数字キーにもひらがなが割り当てられてあり、タッチタイプがちょっと難しい配列だと思います。それでもちゃんと拾得できれば、すべてのひらがなが1キーで入力できるので、ローマ字入力よりも入力速度は速くなる可能性を持っています。
手書き入力、パームの一筆書きアルファベットなどは、入力エリアを1つに固定すれば、タッチタイプという呼び名が適切だとは思いませんが、きっと手元を見ずに書くのは可能でしょう。
またタッチパネルにソフトウエアキーボードを表示するソフトもありますが、手探りではホームポジションがわからない、手探りでその隣のキーを探せない、という点からタッチタイプは難しいと思います。
私の大好きなHP200LXなどのような、配列はJISですが親指ですべてのキーを入力する方法は、fとjの両手の親指をおいたとしたらaやsは隣ではなくタッチタイプが難しい配列といえます。(こういう小さいキーボード搭載モバイル機は、画面からキーの視線移動量が少ないので実質タッチタイプと変わらないと言う考え方もあると思いますが、ここではふれません)
しかし、私がかつてやっていたのですが、200LXなどの小さいキーボードで、asdfのホームポジションに小指から人差し指のすべての指をおけない機器でも、薬指をa、中指をsとd、人差し指をfの上に置くことによって、タッチタイプすることができました。この方法ならすべてのキーがホームポジション+隣で処理できるからです。意外なことにそれほどの練習を要しませんでした。脳みそでは小指=aではなくて、左のはじ=aという感じにマッピングされてるんでしょうか。
タッチタイプできることがPCやモバイルのすべてではありません。しかし今に書こうと思いますが、モバイル機器の外付け脳味噌化にはさけて通れないのではないかと思います。

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